2011-01-31

最近よく歌います♪

え〜わたくし、中学生の頃からずっと楽器をいじっては歌ったりしておりまして…、兄上のおさがりレスポールとアコギから始まり、母上のアップライトピアノ、叔父上のイタリア製アコーディオンと、おかげさまで自分で買わずとも、身の周りに何故か弦楽器か鍵盤ものがいつもありました。高校生の時に仲間とバンドを組んでみました。当時は、とにかく音を出して皆で合わせる事が楽しかったのか、コピー中心のバンドでしたね♪その間にも自分で作詞作曲してみたりもしてましたが、デモテープみたいなのを作っては、楽しんでおりました。自分でギターを弾いて、歌を入れ、ピアノを入れ、いろんなダビング方法を試したように記憶しています。だんだん音がノイズだらけになっていくのも心地よかったようです。今みたいにHDD録音なんてなかったし、マルチトラックのレコーダーは案外高価でしたしね☆

とにかく、それが表現方法だと思っていたようです。

二十歳頃に地元の仲間達と改めてバンドを組みました。バンジョーとアコーディオンとウッドベースとスタンディングドラムという編成でした。とにかくそういうスタイルでパンクロックをやりましょうって事で、スタートしたのです。鍵盤をなんとなく弾けた僕がアコーディオンを担当。自分はこの楽器が弾けるから、という発想ではなかったんです。はじめはみんな弾けない楽器からスタートしたのです。

そして、基本的にはオリジナル曲のみを演奏、はじめのうちは、演奏途中で止まっちゃうくらいダメダメなバンドでしたが、それから編成と人の入れ替わりも経て、バンド名が一度変わり、結局約10年続けました。だいたい月に2回ライブする日々が続きました。高円寺と新宿がホームグランドでしたが、時々横浜やら仙台やらにも、とにかくいろんな場所に行きましたね☆

僕のお役目は主に作曲でした。とにかく浮かんだメロディーをどんどん曲にして行きました。最初は他のみんなに曲のイメージがしやすいように、適当な歌詞をのせたデモテープを作りました。その段階では僕が弾き語っている状態です。そして作詞担当と作業に入る訳です。すぐにカタチになるもの、お蔵入りするものといろいろある訳ですが、まぁとにかく原曲として出来上がる訳です。その後、この特殊な編成のバンド用にアレンジ作業に移ります。そんなこんなで曲が完成して行くのです。

僕はこのプロセス、けっこう好きでした。だんだん自分の手を離れ、モノが変容して行くよな物悲しさと、別の人間の感性を吸い込んでモノがどんどん成長して行く歓びの両面性があったからでしょうかね♪
でスタジオワークでバンドの曲としてブラッシュアップされた後、ようやくライブで発表する訳です。

ずっとライブに来てくれていた人々には感謝しますね。僕自身は、ライブパフォーマンス自体よりも、曲づくりプロセスがとても好きだった♪申し訳ないけれど、やっぱりそうだった。それってバンドをやめて9年くらいになる今でも基本的には変わっていないような気がします。

ここ最近、無性に歌いたいという衝動にかられる事があるんです。恥ずかしながらそうなんです。訳はわかりません。昔のようにバリバリとバンドをやろうってーのともちょっと違う。うーん、大分違うけれど♪

とりあえずですが、また曲をつくってみようと思っています。まぁぼちぼちですがね☆

0 件のコメント: